AI競争元年、AI共創元年

AI競争元年、AI共創元年

2025年はAI競争、2026年はAI共創へ。


この記事3つの要点

  • 2025年はAI競争が加速した一方で、現場では「速度だけでは進まない」場面が増えた。だからこそ、AIに**ブレーキ役(一次情報と鳥瞰判断)**が必要だと実感した。
  • 組込み開発の現場で、AI併走により仕様決め/切り分け/資料化が加速し、実装の粘りを残したまま「前後工程」を進められるようになった。
  • 2026年はAI共創元年へ。共創を文化にするために、社内から始めて**Webに毎週1項目(事例+問い)**を積み上げていく。

その決断に、君だけの美学はあるか⁉️
それともAIの出力に頷く観客になったか⁉️


2025年、AIは「答え」より先に「速度」を持ち込んだ

2025年は、世の中全体がAIの“競争”に火が付いた年だったと思う。
速い、安い、賢い。とにかく加速する。

けれど、現場にいると分かる。
速度だけでは、前に進めない瞬間がある。
現場には、一次情報がある。相手がいる。空気がある。責任がある。

だから私たちにとっての2025年は、ただAIを使えるようになった年ではない。
AIに“ブレーキ役”を与える必要を実感した年だった。


今年いちばん形になったもの:時間貸駐車場の現場監理装置(まだ途中)

今年いちばん「形になった」と言えるのは、
時間貸し駐車場の現場監理装置の開発だ。まだ途中だけど、確かに前へ進んだ。

見た目はレガシーのまま。現場に合わせて、変えすぎない。
でも、変わったのは“つくり方”だった。


速くなったのは「実装」じゃなかった

今年、体感として大きく変わったのはここ。

  • 速くなった:仕様決め/切り分け/資料作成
  • 変わらない:実装(手を動かす部分)

不思議な話だけれど、実装が変わらないからこそ、
その前後(=迷いと混乱が生まれやすい場所)が速くなる価値が大きかった。

そして何より、時間ができた
その時間は「余暇」ではなく、私たちにとっては 学びの時間になった。
特に、AIに関する“感覚”と“体験”が進んだ。


5月の転機:「バイブコーディングもどき」が組込みで動いた

転機は5月だった。

やったのは、いわゆる「バイブコーディングもどき」。
ノリと仮説で、AIと一緒に組み立てていく。

そして、驚いた。
組込みシステム上で、一発で問題なく動いた。

正直、いちばん驚いたのは「自分があまり書かなくてよかった」ことより、
**“動いたこと自体”**だった。しかも一発で。

怖さがゼロだったわけじゃない。
「ブラックボックス」「責任の所在」「自分の価値」「依存」…どれも頭をよぎった。
でも割合で言えば、怖さ1:希望9。希望が圧倒的に勝った。

希望の正体は、ひとことで言えば 可能性 だった。


可能性は、どこへ向かうのか(私たちの優先順位)

私たちにとってその可能性は、次の順で大きい。

生き方 > 仕事の質 > 地域 > 自分の自由≒現場

現場がラクになるのは大事。
でも、それは“結果”であって、私たちが本当に触れたかったのは
「生き方が変わる」可能性だったのだと思う。

その問いが、今年ずっと立ち上がっていた。

「2030年、どんな世界にしたいのか?」

(最初は2050だった。でも、2030に寄ってきた。射程が現実に近づいた。)


私たちのAI併走フレーム(今年できた“型”)

今年、手応えがあったのは「AIとどう併走するか」の型ができたこと。

① 課題・問題抽出(悩みヒアリング)

  • 私たち:相手から直接ヒアリング(一次情報を取りに行く)
  • AI:ヒアリング結果の要約/論点整理/課題抽出

② 解決方法の模索・決定(共創)

  • 私たちとAI:選択肢を並べ、比較し、決める(共創)

③ 解決の具体化(実施+説明+フォロー)

  • 私たち:実行(現場で動かす)
  • AI:説明資料作成/実施時の問題フォロー

この併走で、AIに任せない線引きも明確になった。

  • 相手と相対する場面
  • 全体を鳥瞰しての判断

ここだけは、私たちが持つ。
そして依存を避けるためのルールも今年固まった。

一次情報 → 言語化 → AI併走
(この順番を逆にすると、依存が増える)


渡良瀬+朝日:赦しと祈りが「挑戦していい」に変わった

2030を宇宙スケールで考える自分がいる。
でも地面に降ろすと、いま浮かぶ風景がある。

渡良瀬+朝日。

ただ、まだ掴めない。名前がつかない。
でも「何かある」のは分かる。

その風景を思い浮かべると、感触は 赦し祈り に近い。

「誰が誰を赦すのか?」と問われたら、
自分以外が、自分を赦している感覚だ。
それは自然でもあり、もっと大きい何かでもある。

そしてその赦しは、私たちの仕事の中でこう変換されていた。

新しいこと(開発)にトライしていい。

赦しとは、甘やかしじゃない。
挑戦していい、という許可証なのかもしれない。


2026年:共創を文化にするために、Webを“場”にする

2026年、共創を形にする最初の“場”はどこか?
理想は現場だ。でも現実には――

Webが場になる。ならざるを得ない。

現場(時間貸し駐車場のアップデート)で起きる出来事が燃料。
それを文化にする器がWeb。

だから2026年は、まずこれをやる。

Webページに毎週1項目アップする。

シリーズ名はこう決めた。

「“学び”から“問い”の旅」

中身は、事例が中心。問いで締める。

  • ミニ事例(困った→解決→学び)
  • 学びから問いへ(必ず問いを残す)

結び

2026年は、AIと共創する。そのために、速度の主導権は手放さない。


最後に、未来の私たちへ問い…

混沌の中で、まだ世界を愛せているか?
内なる北極星を見失っていないか?


投稿設定メモ

  • 抜粋(Excerpt)
    • 2025年のAI競争加速を現場で体感し、一次情報と鳥瞰判断を「ブレーキ」としてAIと併走した記録。2026年はAI共創元年へ。