「捨てる印刷」の終焉。サーキュラーエコノミーと印刷DXが描く未来

サーキュラーエコノミーとは、資源をできるだけ長く使い、再利用や再資源化につなげる考え方です。
チラシやパンフレットは情報を直接届けられる一方、余分な印刷や情報変更によって廃棄されることがあります。企画から配布、使用後までを一つの流れとして見直すことが重要です。
1.必要部数を考える
前年の配布実績や来場者数を参考に必要部数を見積もり、可能であれば少量から試します。
ただし、少部数では単価が上がる場合もあります。印刷費、在庫、納期、廃棄リスクを含め、過剰な印刷をどこまで減らせるかを判断します。
2.変わる情報はWebへ
紙には基本情報を掲載し、価格、日程、募集状況などは二次元コードからWebへ案内します。
Web側を更新できれば、一部の変更による刷り直しを減らせます。ただし、紙面だけでも目的や問い合わせ先が分かるようにする必要があります。
3.素材と処理方法を確認する
再生紙や森林認証紙など、環境に配慮した素材には複数の選択肢があります。
対応可否や適切な素材は、用途、耐久性、費用、納期によって異なります。素材名だけで判断せず、認証、分別方法、地域の回収方法まで確認することが大切です。
4.使用後の行動を設計する
印刷物に分別方法や回収場所を掲載し、詳細をWebで案内する方法があります。
ただし、実際に回収や再利用を行うには、回収主体、保管、運搬、処理方法、費用負担まで決める必要があります。
最初から大規模な仕組みを目指すのではなく、一つのイベントや一種類の印刷物から試し、結果を確認する方法が現実的です。
有限会社コースターでは、印刷物とWebを組み合わせた情報設計や運用について、何を紙で伝え、何をデジタルで更新するのかを整理するところから支援します。


